酔芙蓉
 
毎年決まって越中おわら    風の盆 が始まるとどう連絡を取り合うのか一緒に咲きだしたものだが
今年は違った。
 
何とも誇らしげに13日に一番花が咲いた 秋とは言えど残暑の残る中 カキっと開いた。
約二週間も開花が遅れた事になる。
地震が起きる年は宇宙の電波が乱れるのであろうか。
この酔芙蓉は 花が終わると毎年根っ株の上10センチ位の所で切り揃えるが
翌年には又2メートル近くまで伸びて花を咲かすほど元気のいい花木である
 
彼女もお昼位になると酔いが回ってほんのり赤くなってくる
その変化の姿が楽しみで いつも手の届くところにカメラは置いて有る
 
 
 
夕方になると これがあの朝の酔芙蓉かと思う位 情熱的に赤く染まってしまうのだ
よくよく考えてみると 創造の神さまは遊びごころ満点だな〜と思う
虫を誘いこんで溶かしてしまう花もあれば 近寄れば余りのいい香りにトゲのあるのを忘れ痛い思いをする花もある
花?の好きな人はくれぐれもご用心と言うとこか。
それにしても当分朝起きるのも 仕事終わって前を通るのも 気が気でない日が続きそうだ。